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アメリカ留学前に知りたかったあれこれ

アメリカJ1ビザの申請の手順 #郵送申請 #2か月間の記録

私は、交流訪問者(学生、研究者、インターン参加者)を対象としたJ1ビザを使ってアメリカに滞在します(参照:交流訪問者ビザ J-1ビザとは|米国ビザ申請 | ESTA Online Center)。

本格的に手続きを始めたのは渡航約2か月前と、かなりギリギリでしたが、なんとかビザを取得できたので、もし私のように直前で準備をして不安な方の参考になれば…と書き残しておきます。

※このスピード感で準備が進んだのは、留学先大学の事務の方がDS2019発行手続きに慣れていらっしゃり、仕事が速かったおかげと思っています。早めに手続きを進められるならばそれに越したことはないです!

J1ビザ申請のタイムライン

  • 6月上旬 銀行残高証明書の取り寄せ
  • 渡航2か月前
  • 6月28日 DS2019申請手続き費用支払い
  • 6月29日 DS2019申請に必要な書類を留学先大学に提出
  • 渡航1か月前
  • 7月20日 留学先大学よりDS2019が発送される
  • 7月25日 DS2019受け取り
  • 7月30日 SEVIS費用支払い
  • 7月末~8月頭 DS160入力、写真用意、パスポート更新
  • 8月3日 ビザ申請費用支払い
  • 8月3日 ビザ申請書類をレターパックにて郵送
  • 8月11日 ビザ発行
  • 8月13日 ビザ受け取り
  • 8月末日 アメリカへ渡航

DS2019(J1ビザ適格証明書)の申請

まず、留学先大学にDS2019発行申請を行います。

他の方のブログを読んだところ、留学先大学によって異なるみたいですが、私の場合、必要だった書類は

    • パスポートのコピー
    • 十分な資金があることを証明する書類(奨学金受給証明書や銀行の残高証明書など)
    • CVまたはレジュメ(履歴書)
    • 直近の学位証明書のコピー
    • 英語力の証明(TOEFLやIELTSなど)

でした。上記書類をPDFで用意した後、DS2019申請のための手数料($100くらい)を大学事務に支払い、領収書とともにZIPファイルにまとめて担当者の方にメールしました。

その後、担当者と何度かメールのやり取りをし、大学のウェブサイトから必要な個人情報を入力したり、J1ビザの必読要件を読んで確認したりして、DS2019の申請を完了させました。

DS2019発送の通知が来て、アメリカの郵便だし気長に待たないとな~と思っていたら、5日後には手元に届いていて案外速かったです(DHLという航空便でした)。

J1ビザの申請

DS2019が届く前に、J1ビザ申請の必要書類についても確認しておきました。

一定の条件を満たす場合、2022年12月31日まで、郵送でビザの申請や更新を行うことが出来ます(詳しくは米国ビザ申請 | ビザを更新する - 日本 (日本語))。

 

以下、私がJ1ビザの郵送申請のために集めた書類の一覧です。

    • DS160記入後の確認ページを印刷したもの
      • DS160とは…非移民ビザのオンライン申請書。必要な個人情報や渡航歴などについて記入します。
      • 公式のYouTubeで作成方法が解説されています。
      • 全て記入し終わると(1~2時間はかかります)、Online Nonimmigrant Visa Application form - Confirmation Pageというバーコード付きのページが出てくるので、これを印刷します。
    • 郵送・更新申請確認書
    • 証明写真
      • 厳密に規定があるのでよく確認が必要です。
    • 有効期限が十分にあるパスポート
      • (もし持っていれば)過去10年間に発行されたパスポートも
    • DS2019の原本
      • 一番下のExchange Visiter Certificationの欄に署名をする必要があるので忘れずに!
    • SEVIS支払い確認書
      • ビザ申請費用に追加で、SEVIS費用として$220の支払いが必要でした。
      • 支払い時に必要なSEVIS IDは、DS2019の右上に記載されたNから始まる10桁の番号です。
      • 「学生・交流訪問者情報システム(SEVIS)は、インターネットベースのシステムで、F、M、およびJビザの学生交流訪問者(およびその家族)が最初に書類(I- 20またはDS- 2019)を受け取ってから卒業/プログラム終了/または学校を辞めるまでを管理するシステムです。」(引用元:米国ビザ申請 | その他の手数料 - 日本 (日本語)
    • 十分な資金があることを証明する書類(奨学金受給証明書や銀行の残高証明書など)
      • DS2019申請に使った書類と同じです。
      • 「米国滞在1年目の全費用を賄う十分な資金があることを証明する財政証明などの書類。銀行の残高証明書のコピーは、残高証明書の原本または通帳原本と共に提出してください。他者から金銭的な支援を受けている場合は、支援者との関係の証明(出生証明書など)、支援者の直近の納税証明書原本、支援者の預金通帳および/または定期預金証書も持参してください。」(引用元:米国ビザ申請 | 交流訪問者ビザ - 日本 (日本語)
    • 留学先大学からのOffer letter
      •  これは必要だったのか分かりませんが、念のため入れておきました。

書類は全てまとめて、レターパックにて郵送しました。郵送してから、ビザが発行され返送されてくるまで、10日間かかりました。